地域研究学域の新入生が買うべきPCとは!!

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立命館大学に合格し、入学を決められた新入生の皆様、おめでとうございます!!
地理学研究会は、地理の調査・研究を主とするサークル(部活)です!!

今回は、立命館大学文学部地域研究学域において、
4年間の講義・研究のためにどのようなPCを用意するべきか、
地理学研究会がお伝えしたいと思います!!
PCは、大学生活において、そして、地域研究学域において、
とりわけ重要な道具でありながら、入学前に本来なされるべきアナウンスが無い、
ということにかねてより筆者は疑問を感じておりました。
そこで、地理学研究会より、これからPCを用意する方向けにPCの重要性と選び方を
お伝えいたします!!(既にPCを買われた方、遅くなって申し訳ありません……)

1:そもそもPCって要るの?
要ります。断言致します。
現代(2019年)の大学生活において個人用のPCを持たないということは、
私は遊びに大学に行きま~す、と断言するに等しいということです。

 まず、大学生活においてPCが要る場面として、
 ①:履修登録・シラバス閲覧
 ②:情報収集
 ③:レポート・課題、研究、卒論の作成
 ④:就職活動

が大きく挙げられます。一応、タブレット・スマホがあれば、
できなくはないこともありますが、タブレット・スマホでは対応できない場面、
タブレット・スマホではやりづらい場面など、多々出てきます。
スマホでは、大容量ファイルの管理・保存が難しく、
画面が小さいので長時間の作業にも不向きですし、
何千・何万字という長文を書かねばならない場面で、スマホの入力では非効率です。
就活のWebテストは、PCでしか解けないことがほとんどです。
勿論、タブレット・スマホにも多くの利点はあります。
しかし、PCとスマホの使い分けを図れる人が、かしこい大学生ではないでしょうか。

PCが要るのはわかったけれども、自前のPCまで買う必要があるの?と思われるでしょう。
確かに、大学にも共用PCは何百台とありますし、
自宅生の方なら家族と共用のPCもあるでしょう。
しかし、共用のPCは、本当にあなたが必要とする肝心の時に使えない可能性があります。
レポートや卒論の締切間近の頃は、どこのPC教室も大混雑ですし、
家族用であっても何らかの事情で使えないことも出てくるでしょう。
期日中に使えるPCが無かったので課題が出来ませんでした、というのは、
課題未提出の言い訳には成り得ません。
そんな勿体無いことにならないよう、自前のPCは持っておいた方がよいのです。

どうしても、機械音痴でPCが操作できない!! という方もいるかもしれません。
現在PC化・デジタル化された作業が、かつては全てアナログで行われていたように、
現在でもアナログで作業できなくはないです。
文字も、図表も、イラストも、書こうと思えばあなたの手とペンで書けます。
しかし、アナログな作業に費やす時間よりも、デジタルに効率化された作業時間の方が
はるかに短く、PCの操作を覚えるのに費やす時間を合わせてもおつりが出るでしょう。
何より、現代社会で、大卒者だから就ける仕事というのは、
PCの操作ができることが前提になっています。
せっかく大学に入って、PCのひとつ満足に操作できないまま卒業、就職できたとしても、
「最近の若い者はPCも使えないのか!!」という壁にぶち当たり、
本来あなたがしたかった仕事も出来なくなる可能性が高まります。
基礎的な操作から教えてくれる講座も学内にはありますから、
大学4年の間に、将来のことを思って、PCの操作くらい慣れてしまいましょう!!

2:どんなPCが良いの?
安さにつられて、性能の低いPCを買ってはいけません!!

筆者は、ノートPC・プリンター・セキュリティソフトの3点で59800円というモノを
入学時に買いましたが、結果、PCの性能の低さで多々苦労することになり、
先日、多額の貯金をはたいて2台目のPCを買う羽目になりました。
もし、ネットとオフィスソフトがとりあえず動けばいいや、と考えているのでしたら、
その認識を是非とも改めていただきたく思います。

確かに、文学部の他の学域であれば、安物のPCでも問題はないかと思われます。
しかし、地域研究学域において、最重要なソフトにGISというものがあります。
今の段階では、様々なデータを基に地図を作るソフト、ということだけわかっていれば
十分ですが、このGISというソフト、ソフトが複雑な計算をしたり、
地図を画面上に細かく描画したりするので、PCにかなりの負担をかけます。
GIS自体も、地域研究学域の研究で必須!! という訳ではありませんが、
ソフトの使い方と活用法を身につければ、これほど研究に力強いソフトもありません。
また、GIS以上にオプショナルなソフトですが、自分なりの地図を描くのに、
Adobe illsutorator(以後イラレ)も必要なソフトです。
これらのソフトの操作を実習で覚え、活用できるようになれるのは、
早くて2回生以降にはなりますが、入学前にこういうソフトをいつか使うんだ、
ということがわかっていれば、PC選びの指針になると思います。
地理学専攻で卒論を書こうとするとき、
GISソフトないしイラレ・Word・Excel・ブラウザを同時に起動する可能性が高いです。
このようなPCに負荷のかかる作業を卒論では必要とすることを覚えておいてください。
さて、前置きが長くなりましたが、地域研究学域で学ぶ上で必要なPCの性能は、


CPU:インテルCorei-5以上
メモリ:8GB以上
記憶媒体:SSD240GB以上(HDDよりもSSDの方がよい)
グラフィックボード:必ず搭載されているもの
画面:フルHD(1920×1080)


このくらいのスペックを満たし、かつ、
持ち運びするのに重過ぎず大き過ぎないサイズ(13~14型)で、
バッテリーの持ち時間がよいもの(理想は10時間以上)を選ぶとよいでしょう。

(ちなみに大学の共用PCはインテルCorei-3なので
大学のPCよりも高性能のPCをオススメしています)

あと、当然ですが、デスクトップではなくノート型にしましょう。
大学の講義で、自前のPCを用意しないとプレゼン発表できない、
という講義にどこかでぶち当たる可能性がありますし、
サークルなどでPCを用いたり、カフェで作業したりも、
ノート型でないとできませんよね?
デスクトップを自前のPCで用意するのは、
PC中級者くらいになってからでいいと思います。

OSですが、大学のPCを用いる講義では全てWindowsのPCを使いますので、
よほどの理由やこだわりもなく、わざわざMacのPCにする必要は無いと思います。
(ス●バでWindowsを使っているとオシャレじゃないらしいですが気にしてはいけません)

オフィスソフト(Word・Excel・Powerpoint)は、立命館の学生である間は、
無償でMicrosoft officeをインストールできますから、
PCを入学前に買うタイミングで、オプションで付ける必要はありません。
就職してから必要に迫られたら買うようにすればいいでしょう。

参考までに、各ソフトの推奨スペックのリンクを下に貼っておきます。
ArcGIS
https://www.esrij.com/products/arcgis-desktop/environments/arcmap/
Adobe illsutrator
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/system-requirements.html

3:立命館生協のPCってどうなの?
富士通 LIFE BOOK UH
CPU:インテルCorei-7
メモリ:8GB
記憶媒体:SSD256GB
画面:フルHD(1920×1080)、13.3型、タッチパネル式
バッテリー持ち時間:15時間

性能面では一切申し分ないですし、4年間の手厚い保証も乗って、約17万円というのは、
割高なくせに性能は低いと思われがちな大学生協のPCでは中々のものだと思います。
製造元の富士通の通販で、同じスペックのモノに4年間の保証を付けて買おうとすると、
見積り額が17万円を超えてしまいましたので、意外にもお買い得なPCではないでしょうか。
PCに関しては完全に初心者で、在学中に一回は壊しそうだなぁという心配がある方は、
迷わず生協のPCを買うことをお勧めします。

↓立命館生協のサイト
http://www.ritsco-op.jp/enter/manabi.html

しかし、筆者は生協の回し者ではありませんので、
もっと同等の性能のPCを買える方法も載せておきます。
それがBTOパソコンです。
BTOパソコンは、Build To Order の略で、受注生産品のPCですが、
必要に応じてパーツをカスタムでき、
しかも、優れたパーツを搭載しているにもかかわらず、
完成品市販のPCよりも安い!! という特徴を持ちます。
大体グラフィックボードも搭載されていますし、
10万円ほど出せば、先述した性能のノートPCは買えるのではないでしょうか。
↓代表的なBTOパソコン販売元
パソコン工房
https://www.pc-koubou.jp/pc/value_note_sp.php?pre=cmm_lno_009#note01
ドスパラ
https://www.dospara.co.jp/5note/15_inch_note/
アプライド
https://shop.applied-net.co.jp/shopbrand/ct1740/
ツクモ ex.Computer
https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/note/
デル
https://www.dell.com/ja-jp/shop/
日本ヒューレット・パッカード
http://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/

このようなサイトも見比べてみて、自分にとって真に必要なPCを手に入れて、
充実した大学生活を送ってくださいね!!

文責:曽和

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