7/7(日)京都大学自然地理研究会に参加させて頂きました。

 図1.西の湖の湖岸にて、水辺の環境についてレクチャーを受ける。

図2.レンタサイクルにて、旧安土町(現近江八幡市安土町)円山地区へ移動中。 

 図3.水辺に群生する水ヨシ(葦) 
※ヨシ(葦)の種類には水ヨシと陸ヨシが存在し、陸のものが簾の材料として利用される。
図4.八幡山山頂より、琵琶湖の内湖のひとつである西の湖を望む 

図5.刈り取られた陸ヨシ(葦)の様子 

図6.ヨシ(葦)をつかったアイスクリーム


こんにちは

 先日、京都大学自然地理研究会の7月巡検に参加させて頂きました。今回は、滋賀県近江八幡市安土町を訪れ、琵琶湖の内湖のひとつである西の湖を取り上げて実習を行いました。
 実習内容を少しご説明させて頂きますと、西の湖がいわゆる潟湖(ラグーン)としての形成過程を経て、琵琶湖の最大内湖として今に至るとのことです。
 また、西の湖周辺に群生するヨシ(葦)の環境と人々との関わりについても学ぶことができました。西の湖周辺の集落では、ヨシ(葦)を利用して簾(すだれ)をつくる産業が営まれてきました。しかし、近年では外国産の安価な簾製品の国内流入により、国産のすだれ産業は衰退の一途をたどっています。現在は、地域の伝統産業の衰退を食い止めるべく、地域住民や簾商店が一丸となってヨシ(葦)産業の保存に尽力を注いでいます。
 

 

文責:藪(2013年度代表)

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