新歓企画の花見(OIC・元茨木川緑地)に行ってきました!

写真1 おおさかいばらきキャンパス(OIC)A棟およびOICとボーダレスの岩倉公園

4月12日(日)に、毎年の嘉例の如く、新歓企画として花見に行って参りました。
 とは言いましても、昨年までは滋賀県草津市は草津川に花見に行っていたのですが、草津川が顕著な天井川(そのため新しい河道がつくられ、JR東海道線が河床の下を隧道でくぐる旧河道は廃川になっております)という地形的特徴のみで選ばれていたため、今年は別の処に花見に行こうか、という案が出たのであります。そこで、今春開校と相成りましたわれらが立命館の新キャンパス、おおさかいばらきキャンパス が付近にございます茨木川もまた、天井川のため廃川となった旧河道を桜並木ある緑地としたことに行き着いて、今回は新キャンパス巡検と花見を兼ねた企画となりました。
 ルートとしては、
阪急南茨木駅→OIC→イオン茨木(買い出し)→元茨木川緑地→阪急茨木市駅
となります。
 11時に阪急西院駅集合ということでしたが、何を思ったか筆者は10時集合と勘違いして、10時前に慌てて西院駅に行ってしまい、駅前のマクドで時間つぶしをしておりました。これも、幾度の遅刻を繰り返した筆者に報いが及んだのだと思い、おとなしく皆様の到着を待ちました。
 今回花見に来てくれた新入生は、すでに入会を決めてくれている彼1人のみで、私どもが昨年花見に参った際の4人とは比べるとさびしい印象こそ受けますが、何はともあれ花見に出発です。
 西院駅の地下プラットホームに滑り込んだ準急電車は最新鋭の1300系、中速域からの滑るような加速が持ち味で、上牧と高槻市の間あたりから本領発揮していたような気がします。
 大阪モノレールとの乗換駅である南茨木駅で降りますと、中央環状線(大阪府道2号線)・近畿自動車道・大阪モノレールに沿ってOIC・JR東海道線方向へと歩きます。途中、「ビジネスホテル」との主張もむなしい「休憩料金のあるホテル」が南茨木駅からOICまでの「通学路」にあって度肝を抜かれましたが、後から越してきたOICよりこちらのホテルに分はあるでしょう。
 10分ほどでしょうか歩きますと、OICに到着です。
写真2岩倉公園 ご案内  一体化した敷地がわかる 避難地としての設備の充実?
写真1・2をご覧のとおり、OICと茨木市が整備しました岩倉公園はほぼほぼボーダレスになっていまして、地面に置かれた「これより先は立命館大学の敷地です」から続く注意文もどれほど実効性を持つかははなはだ疑問があります。
 
写真3 「これより先は立命館大学の敷地です」
写真4 スタバもあるよ
 
写真5 A棟の案内
 OICはA棟とB棟、2つの学舎からなり、B棟は「立命館いばらきフューチャープラザ」と称して、大ホール、OIClibrary、茨木市商工会議所、スタバなど大学施設と地域の連携を狙ったような学舎になっています。A棟は政策科学部、経営学部、将来の総合心理学部、セブンイレブンが入る 学舎です。
 我々衣笠に残る学生ら、最大の関心事は「どれだけOICに図書を持っていかれたか」ということです。 にわかに「こんな本まで持っていかれた」と学生内で不評が立っておりますが、少なくとも地理関係の書物に関しては調査をしました。
写真6 きれいな図書館 まだ書架はスカスカ

写真7 地理学関係図書のある書架 「え?こんな本まで?」
 とりあえず複数所蔵する図書から選んでみたのでしょうか、明らかに不作為抽出をしたような、少なくとも地理学には明るくない人間が選んだようなラインナップに一同苦笑の限りでありました。
 地理学における文献渉猟のバイブル、地理学文献目録の、第7集(1977年~1981年)だけOICに持っていって何の役に立つのか私には正直理解できません。
 綺麗なキャンパスの中で、綺麗でない立命館の実情が良くも悪くも垣間見える感がありました。
 「新築やん、スタバがあるでウェーイ」と浮かれているそこのOIC生のアナタ、すごくアホっぽく見えますよ。
写真8 元茨木川緑地の桜並木 様々な品種があって面白い
 写真9 新庄ガード下(かつての茨木川を渡る橋梁)
写真10 茨木市役所と茨木童子(鬼)の像
 OICを後にして、線路を挟んだ向かい側の茨木イオンで買い出しを行い、一路来た道を戻って阪急よりも南東方の元茨木川緑地へ参りました。
 元茨木川緑地は、ソメイヨシノだけではなく、御衣黄や欝金といった珍しい品種まで様々な品種が植えてあり、ソメイヨシノが散った後も比較的長く花見を楽しめる名所であります。
 歩いた限りでは、緑地と、緑地に沿うバス通りの二車線道路がどうもかつて茨木川だったようです。緑地・道路のあたりが周辺より小高く、交差点から見ると、東西両側の道路が下り坂になっており、周辺の標高が低くなっているのがわかりました。
 阪急京都線の新庄ガード下をくぐり、茨木市役所と茨木神社の向かい合う交差点まで元茨木川緑地を北上し、阪急茨木市駅に着きました。
 写真11 阪急茨木市駅西口 阪急・近鉄・京阪の三社がバスを乗り入れる
写真12 阪急茨木市駅河原町方ホーム
 茨木市駅周辺は、わりとよくある大都市近郊の主要駅の駅前といった感じの雰囲気で、個人的には地元に程近い福岡の西鉄大橋駅や西鉄久留米駅の駅前を彷彿とさせました。夕方16時頃には解散となり、筆者はバイト用の革靴で一日歩き回って足の裏にできたマメを痛がりつつ、夕方のバイトへと直行しました。
 今後は、草津と茨木を隔年で花見に行くのが良いのではないでしょうか。
 以上で今年の新歓花見の報告といたします。長文失礼いたしました。
文責:平成27年度会計 曽和

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